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短距離の世界記録保持者ウサイン・ボルト、今日の「階段を上るだけで息切れ」引退後の生活語る

2025-09-17

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ウサイン・ボルトが語る引退後の生活

(C.N.)オリンピックで8つの金メダルを獲得したウサイン・ボルト(31)は、東京で開催されている世界選手権で記者団に囲まれ、アキレス腱断裂のため、もう走っていないと言う。引退してからは「階段を上るだけで息切れする」と明かした。

ボルトは引退後、フィットネス業界での活動やスポンサー契約に励んでいるものの、以前のように運動ができないことに悩んでいると語る。

記録保持者としてのプレッシャー

かつてのスプリンターとしての生活は華やかだったが、その代償もあった。ボルトは「現役時代は毎日厳しいトレーニングに取り組むことができたが、今は本当に体を動かす気力がない」と心情を吐露した。引退後の身体の変化についても驚きを隠せない。彼は「息が上がってしまうなんて、信じられない」と語った。

未来への取り組み

ボルトは今後、新たな挑戦を求めているものの、アスリートというアイデンティティを失うことが恐ろしいとも感じている。「本格的にトレーニングを再開するつもりはないが、適度に運動を取り入れるようにはしている」と話した。

「僕は、トレーニングを再開すれば、今よりもっと速く走れると信じているが」とも語り、自分を奮い立たせようとしている姿勢が伺える。

ボルト、母国ジャマイカへの愛