【サンフランシスコ＝岸渡智晴】米大リーグ・ドジャースの山本由伸は11日（日日本時間11日）、敵地でのジャイアンツ戦で先発し、7回を3安打無失点に抑えた。この結果、ドジャースは前半戦を首位で締めくくった。

山本はこれで今季、13勝をマーク。対抗馬でもあるマリナーズの好投手との直接対決を制し、しっかりと勝利を手にした。ここまでの9回での失点もわずかに2点と圧倒的な安定感を見せている。

一方、注目の大谷翔平はこの日13打数1安打と打撃が振るわず。前半戦全体でも、成績にばらつきが見受けられる。これにより、レギュラーシーズンでのMVP争いにも影響が及ぶ可能性が浮上している。

ドジャースは、これまでの4回、フィーリンズが適時二塁打を放ち、4点を先制。今後の試合でも、この調子を保つことが求められる。山本の絶好調なピッチングとドジャース攻撃陣の連携が、今後の勝利に繋がるか注目だ。

また、ドジャースは14回のフレイマンの活躍も大きく、5－2で勝利を収めた。勝負どころでしっかりと得点を重ね、今後の試合展開に期待が寄せられている。