スポーツ

【東京V】吉田監督「J1の他のクラブと連携が違うのは明らかです」

2025-08-21

著者: 芽依

東京ヴェルディの吉田監督(64)は21日、夏の移籍期間が前日に閉幕した中、チームの補強事情について言及しました。

20日に発表されたJ2の富士大学FW吉田悟朗が新たに加入し、吉田監督は左サイド専門の重要なレフティーとして期待を寄せています。しかし、現在のチームは選手の選定において十分ではなく、これからのシーズンJ2ではリーグ戦で苦しむ場面が予想されるとの見解も示しました。

「彼ら自身が成長しないと、ピッチに立てないことは確かです。それは否定できない事実です。彼らが持っているポテンシャルと成長の意欲を私たちは加味してチョイスしましたが、このクルクが今できる技術の程度など、このクルクの今の力なのかと思っています。その力を超えられるか否か、頑張って欲しいという思いです。」

吉田監督は、自身のスタイルの中でのプレッシャーや質の向上が必要であることも強調しました。「自ら厳しい環境に大きく期待するのは難しいですが、我々は全員をフラッシングアップさせなければなりません。個人でも、チームでも戦闘力を強めていくために全力を尽くします。」

「残念ながら、他のクラブと連携が違うのは明らかです。それを我々のスタイルの中で早く戦闘化していくかというのが、彼らがやれることなのかもしれません。全ての選手がフルに力を出せる時期に、残っている時間を与えられるなら、今年の力として早く出ていければと思うことしかありません。」

前回の試合、東京サンガFC戦(0−1)での悔しい結果を背景に、これからのシーズンに向けた意気込みを語ったとこちらが報じています。吉田監督は継続的に進化するチームを目指す意欲を見せています。