18日の東京市場は、外為市場での円相場が142円台前半に小幅上昇。トランプ大統領が発言したＦＯＭＣ声明により、ドルが急落している。市場はドルの信頼性の低下を懸念し、円が買われた形だ。

市場調査のトップ、トランプ氏は、米国経済の信頼性が低下していることを示唆し、「市場が再び不安定になるとドルも買えなくなる」という見解を示した。日米関係の経済交渉が進展を期待されている中、ドルの下落圧力が強まっている。

朝方発表された3月の全米小売売上高は、生鮮食品を除いたコア指標が前年同月比で顕著に上昇し、反市場予想と一致していた。しかし、2月からの伸び率は鈍化している。円相場は続落するかもしれないが、トレーダーたちはその動向を見極めている。

来週の重要な日米財務相会合も注目されており、市場の反応には警戒が必要だ。トランプ氏の発言が市場に与える影響は強い。

18日は、グッドフライデーの祝日で、米国の市場が休場となるため、東京市場の円相場も動きが鈍くなることが予想される。オペレーションを通じて、日米の経済交渉の行方を見守る必要がある。