
【「東京」の人口は、日本の全人口の何%?】知らない人は数字に弱い「二流」。一流はどう考える?(ダイヤモンド・オンライン)
2025-04-08
著者: 花
「自分も、もっと数字に強ければ…」 日々の買い物や職場で「数字コンサルタント」を感じたことはないだろうか。「数学や数理は大嫌い…」「できるだけ見たくない…」そんな中には「数字はもう諦めた」という人もいるだろう。しかし実は、「数字に強い」は生まれ持っての才能ではない。数字に強い人は、無意識のうちに複雑な「計算」を使って、面倒な計算をうまくサボっているのだ。 新刊『「数字がわかる」がなかなかなる本』は、数字に強い人の脳内を解明した一冊。数字に強い人が無意識にやっている「頭を使わない楽な計算」のテクニックについて今回は「数字のとらえ方」について紹介したい。
● 「東京の人口」、どれくらいでしょうか?
「東京の人口」。日本の人口の何%?先に答えを言ってしまうと、日本の人口を約1億2000万人とすると「1400万人」である。「これを単純計算すると、東京は日本の人口の約4%が住んでいることになる。つまり、日本の人が9人いたら1人は東京に住んでいることになります。」
● 東京の人口を、他県の人口と比べると?
東京の人口は、他県の人口と比べると、圧倒的に多い。「東京の人口」ですが、これ、多いですか?少ないですか?多いとしたら、どれくらい多い?1000万人を超えていますし、「多い」と感じるのでしょうか。少し考えてみましょう。 東京には日本全体の9人に1人が住んでいることになります。他の47都道府県の人口を考慮すると、1都道府県あたりの平均人口は240万人程度です。 つまり、東京の人口は他県の人口と比べ、圧倒的に多いことがわかります。これにより、東京の人口が他県を上回るのも理解できるでしょう。どれくらい差があるのか、一度計算してみてはいかがでしょうか。
● 数字に強い人は「答えられる」
数字に強い人は「わかる」と言われており、さらに強い人は、「数字の意味」を他の数字と比べて理解しているのです。这は、皆さんの年齢などに関わらず同様です。ただ、数字を使えば使うほど、特に「年収1000万」などと聞くと高そうに思えますが、この額が「日本における年収額」なのか、「アメリカにおける年収額」なのか、今は明らかに違います。こういったことが、数字に強い人になるための基盤となるはずです。ぜひ少しでも意識して、数字に強い自分を目指してみてはいかがでしょうか。
(本記事は『「数字がわかる」がなかなかなる本』の一部に加筆・調整・編集した原稿です)