東京メトロが最強の「東京メトロ24時間券」を値上げへ!600円から680円に改定、2025年春から新サービス開始
2024-12-23
著者: 桜
東京メトロが「東京メトロ24時間券」の料金を上げることを発表しました。
2025年3月に料金改定を実施
東京メトロは2024年12月20日、「東京メトロ24時間券」の料金を2025年3月15日から値上げすることを発表しました。
「東京メトロ24時間券」は、利用開始から24時間、東京メトロ全線が乗り放題のフリーパスです。
同社は「利便性を向上させ、東京をより楽しんでもらうため」に、2015年2月に1日乗車券を710円から600円に値下げし、2016年3月には24時間券を同額で販売しています。
現在の初乗り運賃は180円で、24時間券は少なくとも4回乗れれば元が取れます。また、片道28km以上を往復する場合は、往復運賃660円(330円×2)よりも24時間券の方が安くなるため、東京を周遊するには使い勝手が良くなっています。
今回、24時間券の料金が600円から680円に変更される理由について同社は、「近年の物価高騰や人材確保の難化といった経営環境を受け、複雑化した外出需要に対応し、安全で安心な輸送サービスを維持向上させていくため」としています。
修学旅行などで使用される「東京メトロ学生24時間券」も、300円から350円に値上げされます。
さらに、小田急電鉄、東急電鉄、東武鉄道、筑波エクスプレス、西武鉄道、東京高速鉄道、常磐高速鉄道などで販売されている各種「メトロパス」や、東急電鉄と相互乗り入れしている共通1日乗車券も、それぞれ100円値上げされます。
「東京メトロ24時間券」の前売券は、定期券売り場での販売をやめ、通販売の「メトロの駅構成ANNEX」やAmazonに集約されます。
なお、東京メトロは「24時間券」を対象に、2025年3月からクレジットカード決済やQRコードを活用した新たなサービスを展開する予定です。
この新サービスにより、東京メトロの利用者にさらなる利便性が提供され、旅行者や通勤客を含め多くの人々に、ますます便利な交通手段として利用されることが期待されています。 プロモーション開始日には、記念キャンペーンなども考えられ、多くの注目を集めることになるでしょう!