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「東京ドームの観客数…これは寂しい」新日本プロレス「棚橋弘至」を救うのは誰なのか?「メインを食べた」グループ・キッドという希望「救世主はこの3人」(Number Web)

2025-01-11

著者: 裕美

「寂しい観客数の東京ドーム」で見えた希望

2025年の新日本プロレスは新年から苦戦を強いられた。1月4日、5日と連日で開催された東京ドーム大晦日は、あまり注目されなかった。社長の棚橋弘至はEVILとのランバージャック・デスマッチで自らの引退ロードをスタートしたが、「メインのカードが弱い」「魅力を感じない」といった声は動員に響いた。観客数は主要な発表で従来の4107人から6100人と大きく減少。これは寂しい。2日間合わしでも満員にはならない。

東京ドームの観客数と試合の内容

1月4日のメインイベントでは、ザック・セイバーJr.と海野塉太のIWGP世界戦に関する別の記述で否定的に触れられたが、来場した人たちの心を動かした試合は多く存在した。4日については、AEWインターナショナル王者の竹下幸之介vs. 龍木信依が行われ、また志村太と王者デッドフィンレが挑み、ベルトを奪ったIWGP GLOBALヘビー級王座戦。またスターダムのIWGP女子王者・岩谷麻優はAZMを相手にしたが、観戦出来ない人たちにその存在をアピールできた。

竹下幸之介の影響

5日は竹下と石井智宏が期待を担い合うことのない試合を見せた。この日、竹下は新日本プロレスと契約を交わしたことを自らの口から明かした。これで竹下はDDT、AEW、新日本の3つの団体と契約を交わしたレスラーになった。竹下は「世界統一」といわれる大風呂敷を広げる。

ファンと竹下の関係

竹下の自己紹介のスピーチと共に観客のボルテージは上がり、その後、竹下が新日本のリングに上がるということは明るいニュースだ。竹下はIWGP世界王座の有力コンテンダーであり、ベルトを奪った後もその名はここに告げられる。竹下は主役となるパワーの持ち主で、プロレス界に新たな波をもたらすに違いない。

新日本プロレスの未来と期待

新日本プロレスは独自のパフォーマンススタイルを持ち、プロレスの魅力を見事に表現してきた。新日本プロレスからの期待が高まる一方で、来場者数が増えず、業界全体に影響を与えることが懸念されている。特に夏の「G1 CLIMAX」もエントリーされるだろう。今後、竹下に駆けつけるファンの声が彼を呼び込むことに期待したい。