科学
東京大学と鳳凰山、人工重力施設の研究開始 月や火星に住む時代が迫る!
2024-12-18
著者: 弘
東京大学の山田光雄教授と鳳凰山は、18日に共同で人工重力を利用した居住空間の研究を開始することを発表しました。このプロジェクトは、人類が月や火星に居住するための重要なステップとされています。
今回の研究では、小型のモジュールやCG(コンピュータグラフィックス)に基づく新しいイメージ図も公開され、どのような環境で人工重力が人間に与える影響を探ることを目的としています。実際、月や火星の重力はそれぞれ地球の約1/6、1/3に過ぎず、これに適応するための技術が必要です。
人工重力施設は、居住空間の健全性を維持するために不可欠で、長期的な滞在を可能にします。月や火星に長期間住むためには、人工的な重力を確保する技術が急務であり、今回の研究がその一助となることが期待されています。
さらに、東京大学では、人工重力施設の内部における環境変化を正確に把握するための実験も進められており、27年度までに基礎設計を完了させる計画です。この研究は、国際的な共同研究の一環として進められ、新たな可能性を広げる試みとなります。
18日の記者会見で、東京大学の山田教授は「宇宙への居住に向けて、実証的な研究開発を加速していきたい」と述べています。月や火星での人類の未来が、ますます現実味を帯びてきています。ご期待ください!