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ドコモ、dアカウント設定アプリによる2段階認証を2024年11月27日までに終了へ!連絡先情報が使えない回線非契約者はログイン不能のリスクあり

2024-11-04

著者: 結衣

NTTドコモは、dアカウント設定アプリにおける2段階認証の提供を2024年11月末に終了すると発表しました。この変更により、2024年11月20日以降は新規での「アプリ設定」が行えなくなり、28日以降はセキュリティコード入力に伴う認証方法に切り替わることになります。

この2段階認証が簡素化されることによって、ドコモは近年の端末らしいガイダンスの強化を目指しています。特に、自動入力を可能にすることにより、認証体験の統一や利便性向上が期待されています。

2024年11月20日(水)以降は、2段階認証の確認方法が起動時のセキュリティコード送信メニューから「アプリ設定」への移行ではなくなります。すでに「アプリ設定」導入の場合は、11月28日までにはアプリの2段階認証を利用可能です。

また、2024年11月28日(木)以降には、セキュリティコード入力に基づく2段階認証に順次切り替えられます。この変更の結果、認証先に指定された連絡先情報が使えない場合、回線非契約者にとっては非常に不便になる可能性があります。

ドコモ回線を使用しないユーザーにとって、dアカウントの連絡先メールアドレスや電話番号が確認できない場合、ログインができなくなるリスクが生じるため、注意が必要です。11月27日までに、これらの連絡先情報の最新の状態が確保されているかを確認すべきです。

さらに、ドコモは「パスキー端末設定」の実施を通じて、アプリ設定の2段階認証から生体認証/パターン/PINコードでログイン可能であることも強調しています。これにより、最終的にはパスキーが何らかの理由で利用できなくなった場合でも、ログインができないリスクを低減する施策に取り組んでいるとのこと。