
電気代が4月請求分から値上げ!?我が家の電気代は「月1万6000円」ですが、どれだけ負担が増えますか?「5月請求分」以降の値上げについても解説
2025-04-19
著者: 海斗
電気代値上げのニュースが耳にすることに
「4月から電気代が上がる」といった話を耳にすることが増えています。ただし、実際には2025年3月使用分からの電気料金が引き上げられます。その理由は、国内の補助金が縮小されるためです。さらに、4月使用分(5月請求分)からは、補助金の停止や再生可能エネルギー発電に伴う値上げも加わり、これらの増加が実感されるでしょう。
電気料金を決定する要素とは?
電気料金は、基本料金、電力量料金、燃料費調整額、再エネ賦課金の4つの要素で構成されています。例えば、東京電力の場合、基本料金は月1247円、電力量料金は使用量に応じて変動します。通常、電気の使用量は段階に分かれており、使用量が多いと単価が上がる仕組みです。
3月使用分からの補助金の縮小が影響
実際、2025年の3月使用分からは、国からの補助金が減少し、電気料金に反映されることが期待されています。これに伴い、東京電力の2月使用分の燃料費調整単価は、1キロワットあたり2.50円の補助金を加味して-8.83円でした。しかし、3月使用分(4月請求分)は1キロワットあたり1.30円まで減少しています。
月々の電気代が上昇する家計への影響
例えば、月の電気代が1万円6000円である家庭の場合、電気使用量が458キロワット時と仮定すると、電気料金は4655円の値上げが見込まれます。もし、このまま同じ電力量を使い続けると、さらに液化天然ガスに関連する費用が加わり、月々の負担がより一層重くなるでしょう。
値上げ対策はどうするべきか?
このような状況で、何ができるのでしょうか。まず、電力使用量を見直すことが重要です。基本料金や電力量料金が値上がりする中、エネルギー効率の良い家電を利用したり、無駄な電力使用を抑える方法を考える必要があります。このように、エネルギーコストを抑えていく努力が、家庭の負担軽減に繋がっていくでしょう。