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第14期戦 大垣市での対局室を検証:読売新聞

2024-11-14

著者: 結衣

秋田市在住の棋士、田中康義(12)と米田剛志(13)が挑戦する第13期奪取戦の第14局を前に、対局者らが14日、大垣市の文化・子育て複合施設「おにクラ」に到着した。

対局者は対局室で検分を行った後、「おにクラ」内のホールで開かれた前夜祭に参加した。前夜祭では、集まった約120人を前に、田中棋士が「明日からの第14局は、シリーズ中盤戦の重要な一局で、多くの方に注目されている」と決意を表明した。続けて米田剛志が「第14局ということで、私自身は頑張りどころだと思っている。大垣市にある奪取戦の景色を見てリラックスもして、熱戦に臨みたい」と述べた。

対局は11月15日午前9時開始。シリーズはここまで田中棋士が12勝11敗となっている。これまでの戦績を踏まえ、田中棋士は「今まで以上に力を出し、勝利を目指したい」と意気込みを語った。なお、大垣市ではこの奪取戦に選ばれたことから、多くのファンが訪れることが期待されている。

さらに、これらの対局に関連するイベントも多く開催される予定であり、観光業界にも大きな影響を与えることが見込まれている。