テクノロジー

ダイニー、74.6億円のシリーズBラウンド資金調達を実施

2024-09-26

株式会社ダイニー(本社:東京都港区、代表取締役:山田真実)は、Bessemer Venture Partners、Hillhouse Investment Management、Flight Deck Capital、Eclectic Managementの4社を中心に、シリーズB総額74.6億円の資金調達を実施した。この資金は、主に新規事業の拡大、特に飲食業界全体のデジタル化推進を目的としている。

■ 資金調達の目的

この資金調達により、ダイニーは新たなHR関連サービスや金融サービスの立ち上げに向けた準備を進めており、飲食業界に特化したAll in One Restaurant Cloudの開発を加速させる。飲食サービスを向上させるための重要なプラットフォームとして、POSシステムやデータ解析機能を統合したソリューションを提供する予定だ。

ダイニーの代表は、「私たちの目標は、飲食業界の成長を支えるために「飲食」をもっと楽しくすることです。この資金調達を通じて、全ての飲食店が簡単にデジタル化できる未来を実現したいと考えています」と述べている。

最近の研究では、2024年には日本の飲食業界全体がテクノロジーの活用によって大幅な変革が予想されている。これまでデジタル化が遅れていた日本において、ダイニーのソリューションは競争力を持つ点に注目が集まっている。

■ 他社からの期待

【Bessemer Venture Partners】 「ダイニーの取り組みには非常に期待しています。Toastがアメリカで13億ドル企業に成長したように、ダイニーも成功を収めると信じています。」

【Hillhouse Investment Management】 「日本の飲食店が直面する課題を真剣に解決するダイニーのチームに感銘を受けています。彼らの革新的な解決策は、飲食店舗の運営を効率化し、顧客体験の向上に貢献するでしょう。」

【Flight Deck Capital】 「私が考えるに、ダイニーは日本の飲食市場に適切なソリューションを提供できる立場にあります。特に、日本でのクラウドベースのPOSソリューションの普及は今後加速すると期待しています。」

このように、ダイニーの成長戦略は国内外の投資家の注目を集めており、2024年にはさらに大きな飛躍が期待されています。