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ダイハツ「タント」が171万台リコール 座席が外れる恐れ:朝日新聞デジタル

2024-09-20

ダイハツ工業は20日、座席を車体に取り付ける方法が不適切だったとして、「タント」やトヨタにOEM供給している「ライツ」など計15車種の計171万台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。

国交省によると、運転支援や助手席を車体に取り付けるボルトの締め付けに問題があり、最悪の場合、走行中にボルトが緩んで座席が動き、乗員の保護性能が発揮できないおそれがあるという。この問題の報告が無いことが確認されている。

乗用車のリコールは消費者に多大な影響を与える可能性があり、特に小型車市場では注意が必要です。消費者の安全を守るため、ダイハツは早急な対応を行うことを約束しています。リコール対象車両の所有者には、直接通知が送られる予定です。また、ダイハツは自社の品質管理体制を見直す一環として、今回の問題を教訓にし、未来の製品開発に活かす意向を示しています。消費者は安全を最優先に考慮し、対象車両を確認することが求められます。これからどのような対応がなされるのか、注目される。