大雪が列車を止めた!北日本や西鉄道で広がる交通混乱の影響
2025-01-10
著者: 芽依
強い冬型の気圧配置の影響で、10日も北日本から中央日本の日本海側を中心に雪が降り続き、各地で鉄道やバスのダイヤが乱れた。大雪は11日午前まで続く見込みで、気象庁は交通機関の乱れや暴風雪、高波に警戒するよう呼びかけている。
山形新幹線は10日の始発から一時、全線で運転を見合わせており、JR東日本によると除雪作業が難航したため、午前11時に運転を再開した。また、東海道新幹線は運行が遅れ、最長で60分の遅れが発生している。
西日本鉄道では、福岡地区と北九州地区の路線で10日の始発から運行を見合わせ、多くの道路が渋滞に見舞われている。国土交通省によると、高速道路は名神高速道路や中国自動車道などの一部区間が通行止めとなっている。
兵庫県豊岡市では10日午前5時35分頃、スリップ事故が発生し、ポリスと消防が現場で救助活動を行い、近くの市内で男性会社員1名を救出した。事故は後続車両の影響で発生したもので、周囲では雪の影響で多くの車両が立ち往生していると報告されている。
神戸地方気象台によると、9日午後6時時点の市内の積雪量は15センチで、県内でもスリップ事故や立ち往生が相次いでいる。この雪の影響で、10日は北日本や東日本の上空5400メートルに寒気が流れ込み、強い寒波が襲ってくる予想もある。11日には冬型がさらに強まり、再度雪が降る可能性がある。
気象庁によると、10日は北日本や東日本で最大50センチの雪が降る恐れがあり、交通の混乱が続くと見られている。また、各地で大雪による影響が広がっており、特に北陸や東北では特級の注意報が出されている。さらに、北日本では有名な「スノーボードの聖地」として知られるスキー場も大雪に見舞われており、観光客にも影響が出ている。
このような厳しい気象状況の中、各人は出来るだけの移動を控え、安全第一で行動することが強く求められている。