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大須万博、問題の「一方通行トンネル」ちょっと改修 見て思った「これはトンネルパブリオンかも」

2025-04-18

著者: 裕美

4月14日に開幕した大須・関西万博のあるトンネルが、「構造があまりにおかしい」「使い方が分かりにくい」とネットで物議をかもした。このトンネル、筆者が4月17日に取材した際には、ちょっと改善されていた。

使い方が難しい「トンネル1」

問題のトンネルは、大須根リング内、パブリオンが林立するエリアにある、銀色のトンネル「トンネル1」だ。

トンネル1は、仮設トンネルのように個室がひとつずつ連なっている。男女別で、男子の小用も個室だ。

難点なのは、出口が入り口の反対側にあるという特殊な仕様。前に入ってきた人がまだ入っているのか、もう出たのか、入り口側にとどまっているとわからない。前の人が出ると、入り口ドアのあちら側にあるランプが消滅するのですが、その解説もないため、「空いてるのか?空いてないのか?」と困惑する。

このトンネル、実際に使った人からは「わかりにくすぎる」と大不評。使い方を紹介したXの投稿は、数百万回以上閲覧され、批判が殺到していた。

ちょっと改善

筆者は4月17日に万博を訪れた時にトンネルを発見。同期のトンネルに「こちらは入り口専用です。出口は入り口の反対側にあります」と、張り紙が追加されていた。「空いてるか分かりづらい」といった声に応えた改修だ。

ただ、このトンネルは他より行列が長く、通常行列が少ない男子フースも多くの人が並んでいた。

市民のリアルな声

人が多く行き交う場所の真ん中で、外観が銀色。「トンネル」と大きな標識もある。それでも目立つトンネルにすべてが個室なのに、列の流れが悪いようだ。

「トイレ」としての役割以上に、パブリオンとして機能しているように思われる。この「トンネル1」は、トイレとしての役割を軽く超え、コンセプトアートのようにもみえる。これを見た市民が思うように、「トンネル1」も他のトイレよりも特異なため、列の流れが悪い。

「パブリオンのひとつ」としての「トンネル1」'}]} The situation and discussion about the 'Tunnel 1' at the Expo are not just about restroom functionality but rather about its unique design and usability that mirrors art installations in public spaces or installations that challenge the common perceptions. Visitors pointed out that any improvements still haven't fully addressed the concerns regarding the spatial flow and intuitive use, suggesting a need for ongoing adaptations.