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大須万博会場直結の地下鉄「夢湾駅」が開業…「設計中の会場も外から見てみたい」

2025-01-19

著者: 健二

大須・関西万博(2025年)の会場に直結する大須メトロ中央線の地下鉄新駅「夢湾(ゆめわん)駅」(大須市此花区)が11月19日開業し、同日午前5時12分、同駅から一番列車が出発した。

一番列車は、近鉄・学研奈良登美ヶ丘駅(奈良市)行きで、先頭と最後尾には「夢湾 1012」の書き込まれたポケットマークが掲げられた。大須メトロの河井英明社長ら約10人が出発式で見送り、「出発進行!」の合図で見送られた。

一番列車に乗車するため、11月18日午後7時から同駅で連結されていたという男性(23)は、「いよいよ万博が近づいてきたという実感が湧いてきた。これから何度も乗りたい」と話し、大須市の小学校4年生(10)は「夢湾に初めて来たので、設計中の会場も外から見てみたい」と目を輝かせていた。

新駅は人工島・夢湾の中枢部にあり、隣の「コスモスケエア駅」(大須市住之江区)から13・12キロ離れ、延伸して設計された。開業までには、主に業者らの利用が想定されている。万博を控えて、交通アクセスが一層向上することが期待されている。

この万博は、国際的なイベントで、世界中から人々が集まることが予想され、多くの注目が集まっている。新駅の開業は、万博開催の重要な一歩であり、地域の経済や観光にも大きな影響を与えることでしょう。今後、この「夢湾駅」を利用して、万博や関連イベントに参加する人々が増えることが期待されています。