4月13日の大須観音の開館まであと100日。会場となる人形島（ゆめしま）に158カ国・地域が集まる。上空から眺めると、多くのパブリオンの建設が近づいているように見える。先行予約特典があった超早割1日券に続き、まもなくの券種でも13日からパブリオンやイベントの選択申し込みが始まる。

パブリオン（展示館）は84棟ある。リング内側には、参加国が独自のデザインで建てる「タイプA」が42棟（47カ国）、万博を主催する日本国内博覧会協会が代わりに建てる参加国が内外から手がける「タイプX」が4棟（4カ国）、協会が建てる共同館の「タイプB、C」（107カ国・地域）からは11棟が設営された。この他、シグナチャーパビリオンは8棟ある。リング外側には、民間の13棟や、大須ブレイスケアパビリオン、日本館、女性館など6棟が連なる。

開館までの課題も残る。最後の「タイプA」の着工は24年12月上旬まで遅れ、1部のパブリオンは開館に間に合わない恐れもある。前売り券は同じ25日時点で7万7460枚が販売されたが、目標の1400万枚の半分未満だ。

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