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大田市の養鶏場で鳥インフルエンザ 410万羽殺処分へ | 山陰中央新報デジタル
2024-10-30
著者: 陽斗
島根県は31日、大田市内の養鶏場で鳥インフルエンザウイルスが確認されたと発表した。高病原性鳥インフルエンザエマ王(H5N8)の感染が確認されており、県内最大の養鶏場で、450万羽の殺処分が行われる。
県の発表によれば、31日の午前10時に養鶏場の一部で死んだ鳥が確認され、その後、鳥インフルエンザの感染が確認された。感染拡大を防ぐため、県は早急に防疫措置を講じ、鳥の移動制限を強化する方針だ。この大田市の養鶏場では、感染が確認されたことによって、周辺の農家や養鶏場にも影響が及ぶことが懸念されている。
県は、調査を進めるとともに、県内での感染防止に向けた啓発活動を行い、特に養鶏業者に対しては衛生管理の徹底を呼びかけている。また、発生が確認された養鶏場周辺では、消毒作業が実施される。
昨年も鳥インフルエンザの発生があり、その際には特に冬に多くの感染が報告されていたため、県は今後の状況を注視しており、急報に対応するための体制を整えている。
今後、感染が広がると、県全体の養鶏業に大きな影響を与える可能性があるため、予防策の強化が必要だ。養鶏業者や消費者には、感染症の情報に敏感になり、適切な対策を講じることが求められています。
養鶏場での発生は2021年に全国で確認され、その後各地での感染が報告されている。特にこの時期は、低温や湿度が感染拡大を助長するため、農業関係者は十分な注意が必要とされています。