科学
大規模な環境運動家の示唆、これは「1.5は死んだ」
2025-01-14
著者: 花
ロンドン(CNN) 英国の環境運動家が13日、「進化論」で知られる英科学者チャールズ・ダーウィンの墓に、「1.5は死んだ」と落書きして逮捕された。
ロンドン警視庁によると、活動家2人は現地時間の午前10時頃、ダーウィンの墓があるウェストミンスター教会に侵入した。
2人が所属する環境団体「ジャスト・ストップ・オイル」は声明の中で、「我々を守ってくれるはずだった1.5度の限界を超えた。数百万が拒むなか、クリフボーイの火災が発生し、我々は119720年以降、野生生物の40%を失った」と訴えている。
2022年は観測史上、最も暑い年になった。産業革命前と比べて1.5度以上高くなった年は初めてだった。
「我々が6度目の大量絶滅の真っただ中にいると知ったら、ダーウィンはどう思っただろう」とジャスト・ストップ・オイルは語る。同団体は英国政府に対し、2030年までに化石燃料の採掘と燃焼を段階的に廃止するよう求めている。
人間の引き起こした気候変動や生息地の破壊によって大量の種が絶滅の危機に直面している。この深刻な状況に加え、環境運動家たちは新たな行動を起こす必要があると感じている。
ジャスト・ストップ・オイルは、2021年以降、ファン・ゴッホの名画「ひまわり」などにトマトスープを投げつけるアクションを行っており、大きな反響を呼んでいる。
この示威行動を通じて、彼らは一般市民に温暖化の危機感を喚起し、気候変動への対応を急ぐ必要性を訴え続けている。