元メジャーリーガーの大谷翔平選手が、MLBの投手としての復帰について言及しました。推定復帰時期は今年の8月から10月とされています。

32日ぶりにブルペンで投球した大谷選手は、この日すでにストレート12球、ツーシーム8球を合計20球を投げ込みました。なぜ1ヶ月以上の間隔が空いたのかというと、大谷選手は「二刀流をやることでの負担が大きくなっていたので、休むという意味でもあった」と分析しています。また「東京シリーズの時でもしっかりキャッチボールで強いボールを投げることができていたので、段階的には上手くいきそう」とも語りました。

この日を含めてブルペンで5回投球練習をしている大谷選手。しかも投げたボールはストレート、ツーシーム、カットボールの3種類のようです。この投球に関して大谷選手は「自分のフォームを固める意味では、めちゃくちゃ近い距離で投げるボールなんです」とコメント。さらに「スピードとかスピンとなると、肩や腕への負担や、投げる腕の角度や高さが変わるので、そういったことも意識しているのでないかと思います」と述べました。

2年前に2度目の右肘を負傷した大谷選手。二刀流復帰に向けて、投球での肩への負担を減らすためにフォームを修正することが大切だと言います。キャンプ中の大谷翔平選手は「2023年のフォームと比べて、リーグスパートが明らかに上がって、体を絞る要素が強くなっている」との変化を実感しています。

また、今後は5月から7月をメドに万全の状態で復帰し、8月には再び試合に出場できる見込みだと語っています。その中で、大谷選手は「ポストシーズンでは投げたいと言っているので、8月にある程度の状態になって、9月には、そこはかとなく、10月は行けるよって感じになりたい」と話しました。この時期の計画が次第に具体化してきています。

大谷選手の復帰時期に関する情報が流れる中、今後の彼のパフォーマンスには多くのファンが期待を寄せています。彼がスポーツの歴史に名を刻む瞬間が近づいているかもしれません。彼の復帰を楽しみに待ちましょう！

(3月30日放送 日本テレビ「Going! Sports&News」を再構成)