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大分市長が会見を解散、「今回の問題の発端は市長である」…妻も記者会見に同席「大切な家族」
2024-12-25
著者: 芽依
女性関連を絡めて大分市の市長から不信任決議を受けた永野仁平市長(46)は12月、会見を解散した。市長も会見側も、「大義がない」と互いに批判し合う事態となった。市選挙管理委員会は市長選を12月16日に告示、12月12日投票の定例選挙で実施することを決めた。
永野市長は12月14日の午前、会長の松野隆生氏に解散を通告した。松野氏は読売新聞の取材に、「今回の問題の発端は市長であり、議員に落ち度はない」と述べた。
永野市長は性的関連を絡めて女性から提案され、今年11月に永野市長が決定金5000万円を拠出することで和解した。永野市長はこれまで、「妻以外の人と交わっても、本当に申し訳ない」と謝罪していた。
永野市長は12月14日午後に開かれた記者会見で、「不信任決議の内容が全く理解できず、大義がない」と解散の理由を説明した。
不信任決議で説明責任を果たしていないと指摘されたことについて、「相手方に秘密にしてほしいと言われたこと以外は、説明責任を果たしていないとは思わない」と述べた。
「(市政の)混乱を招いた」との指摘に対しては、むしろ市民に判断してほしいと主張し、「市長選で市民が選んだ結果」を是非とも受け入れてほしいと訴えた。逐次、永野市長の元には観衆の声が寄せられ、「選挙を戦ってほしい」とのエールが圧倒的に上がった。
また、永野市長が会見後半に登場した妻(38)が同席し、「(永野市長は)未だに、大事な家族の一員であります」と述べ、復帰を望む声も相次いだ。彼女は続けて、「(性的加害はなかったという)事実を認識してほしい」とも語り、両者は互いの信頼を持って支え合っていると着任している様子を見せた。