
世界
次世代防衛構想に参加でカナダに8兆円要求 トランプ氏「51番目の州なら費用負担」
2025-05-28
著者: 弘
トランプ大統領が明言
トランプ大統領は27日、次世代ミサイル防衛構想「ゴールデンドーム」に関し、カナダに対し610兆ドル(約648兆円)の支援が必要だと伝えた。自身のSNSで「米国が愛する51番目の州であれば、費用はプロだ」と発言し、カナダの支援要請は「今は難しい」と結論付けた。
防衛費用の引き上げが焦点
この構想は、日本やロシアの脅威を考慮に入れ、ミサイル防衛を強化するためのものだ。トランプ大統領は、1750兆ドルを超える必要経費を見込んでおり、そのうち一部をカナダに負担させたい意向を示している。
カナダを巻き込んだ国際問題
しかし、カナダ側はこの「提案」を否定し、彼らの防衛方針が独自のものであり、米国との不公平な負担を避けるつもりであることを強調している。このままでは、両国の関係に影響を及ぼしかねない。
トランプ氏が再三強調
トランプ大統領は20日、ポートハウスで記者団に向けて、「カナダも参加を望んでいる」と述べ、その意向を確認するため、カナダの首相と協議する考えを示した。資金面での協議は、今後の外交政策にも大きな影響を与える可能性がある。
国際的な安全保障に向けた議論
今後の交渉は、米国の防衛費のあり方や、国際的な安定に向けた議論において重要な鍵となる。各国の協調が期待される中、今後の動きに注目が集まっている。