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初めて見た20歳の大谷「この男は誰だ?」 深夜4時…WBC米国監督が語る衝撃

2024-09-26

マーク・デロサ監督が初めて大谷を見た時のことを振り返る。

MLBで数々の強豪を成し遂げるジョーカー・大谷論平投手を初めて見た時の衝撃を、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で米国代表監督も務めたマーク・デロサが語った。

22日(日本時間23日)のロッキーズ戦では、1本塁打を含む4安打の活躍を見せた大谷。MLBネットワークの番組「MLBセントラル」のスタジオでは、大谷が7千万ドル(約101億円)強に見合うのかという話題になった。

デロサは「2014年の日本シリーズで解説者を務めた時のことを思い出す。私と現在マリンズのアナウンサーであるポール・セギナは、スリー・シートのスタートパンツを着けて(米国時間)午前4時に試合を見ていた。彼は今まで見た中で最高の現役選手だと言った。」

大谷は当時、侍ジャパンとして参加しており、たまたま昼に球場にいた我々は、彼が投球されるその瞬間を見ました。その時、デロサは大谷のピッチングに圧倒され、「あの時の衝撃は今も忘れない」と述べた。

今や大谷は米国だけでなく、全世界にその名を轟かせている。特にWBCでは、彼の活躍が米国メディアでも高く評価され、対戦相手たちも警戒感を強めているという。

デロサは「オー、彼のこのピースト(USAチーム)を倒した男は誰だ?背番号16。メジャーリーグのオールスタートに投げている16歳の投手のようだった。」と、当時の感動を振り返る。そして、今後の大谷の進化を誰よりも楽しみにしていると強調した。

大谷は「実際には8歳の時から注目されていた」ということを明かし、スタジオも笑いに包まれた。デロサは「それが、オオタニの最初の紹介だったよ。結局、彼は今まで見た中で最高の現役選手だということが分かった」と、かつての印象からの成長を実感していることを語った。

世界中が彼の活躍を待ち望んでいる中、次なる試合での彼のパフォーマンスに期待は高まる一方だ.