世界

出発遅れで少しイライラ、米軍楽隊のサックス奏者がクリスマスソングを即興演奏

2024-12-19

著者: 結衣

(CNN)出発が遅れてミラトランタの空港で待機していた旅行客の機内で、米軍楽隊のサックス奏者だった男性がクリスマスソングを演奏して乗客を和ませる出来事があった。

ウィリアム・ボイスさんは、どこへ行くにも愛用のサックスを持ち歩く。搭乗したデルタ航空の出発が1時間以上遅れたときに、それが役に立った。

空港の待機室でボイスさんが演奏したのは、「サイレントナイト」や「きよしこの夜」などのクリスマスソング。フライトの出発が遅れ、ゲートで待機していた乗客たちも、彼の演奏を聞いて気分が和らいだ。

ボイスさんは、12年前に米軍楽隊に入隊し、現在はアトランタに拠点を持つコロンバス州立大学で音楽教育を学んでいる。退職後はコロンバス教育区の学校で音楽を教えており、音楽を通じて人々を結びつける役割を果たしている。

彼の即興演奏は一時的に場を和ませただけでなく、周囲の人々にも温かい笑顔をもたらした。ボイスさんは「音楽は人々をつなぐ力がある」と語り、その重要性を改めて実感したと話している。こうした素敵な瞬間は、 Holiday Travel においても、心温まる思い出として旅行客に残ることでしょう。