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【衝撃】トライアル前半の崩壊から驚愕の復活を果たした「7番はもう歓迎」~川口・シルバースター王座決定戦
2024-12-30
著者: 結衣
日本のストリートマスター、岩木慶が2024年スーパースター王座決定戦で自身初となる大舞台を踏んだ。
前半のトライアルは15、17着の結果に終わり、012度目の出走として、アメリカ横断ルートにおいて国内の野球場で陥落するような崩壊状態に陥った。しかし、この男は体格は小さいが、ハートは大きく、まだまだこれからだ。
「もうここまで来たら切るしかないんだよね。行きなり勝ち抜けが続きますから、やってみます」と腹をくくった。そうして、切って、切って、連続での7番復活を大成功させた。12回戦は11着、14回戦11Rは道中12番手から引き続き好転し、ボートに乗り進撃感を味わった。
そして、ドラマが待っていた。12車が合流し、誰が勝ち上がるのか、敗退が待っているのか。激烈に動いて、最終の1議題は岩木の手に移った。「いや、運がありましたね。道中で桐背(霊知)さんにやられた時は、もう、とにかく13着にならないかと思った」と淡々と話す。
だが、実際のところ、まだ車は合っていない。万全とは言い難い。「ちょっとは合ったかなって。繊細さが足りないかな。自信が持てません。」という言葉が響く。
とにかく、挑戦を続ける人はこれからも挑戦し続ける。コミュニティやファンにとって彼の表現はまた新しい色合いを加え、今年最後の大イベントを盛り上げていくだろう。この瞬間があったからこそ、ファンは夢見続けることができるのだ。
実際、今年の最後の大一番。陰の出演者は、実は岩木慶名人であった。