【衝撃!】インフラが全く整っていない100億円の古民家を、声やスマホで制御する「スマートホーム」にしてみた
2024-11-11
著者: 海斗
電気も無ければ、ガスも無く、水道すら引いていない…。これは、岐阜県の山中にある「100億円の古民家」に求められる現実です。
水道は山の渓流から引かれたタンクから供給され、そのため電気はソーラーパネルとポータブル電源で賄っています。しかし、つい先日、ネット(Wi-Fi)環境を導入しました。これにより、スマートホーム化の一歩が踏み出されたのです。
スマートホームとは、家の機能をスマートフォンや音声アシスタント(Amazon Echoなど)で操作できる住宅のことで、今回は古民家の状態でそれを実現する挑戦です。
まず、私たちは横断的に「アレクサ、ライトをつけて!」と指示し、電灯をコントロールできるようにしました。これにより、照明をわざわざ手で操作する手間を省き、現代の便利さを古民家にも持ち込みました。
家の内部には二階建てとして、これらを適切に設定し、音声で制御する環境をさらに整えました。特に重要なのは、Wi-Fi接続のルータを古民家の中心部分に設置し、全てのデバイスが効率的に通信できるようにしました。
電気の管理についても、「アレクサ、1階の電気を消して!」といった指示が可能になり、それによって電力のコントロールも容易に行えるようになっています。こうした仕組みは、古民家に居ながらも現代的な快適さを享受することを可能にしています。
何よりもこのスマート設備の導入により、古民家に住む人々の生活は大きく変わる可能性が秘められています。そして、この取り組みは環境に配慮した新しい生活スタイルを提供する未来への一歩と言えるでしょう。
しかし、これにはいくつかの課題も存在します。例えば、電力の供給はまだ不安定で、突如として停電が発生することもあります。そのため、できれば追加の蓄電システムや、さらに安定した水道平均供給の設置が急務とされています。
このように、未発達なインフラの中でスマートホーム化を進めることは決して簡単ではありませんが、試行錯誤を重ねながら、岐阜の古民家プロジェクトも新たな可能性を切り開いています。このプロジェクトは、どこでも快適な生活を送るための新しい道筋を示すかもしれません。今後の展開にご期待ください!