科学
成層圏での「宇宙遊覧」、初の商業フライトが4~6月に実施へ…ガス気球で高度20km以上に
2025-01-17
著者: 雪
成層圏での「宇宙遊覧」、初の商業フライトが4~6月に実施へ…ガス気球で高度20km以上に
成層圏まで飛ぶことができる気球から宇宙空間を見上げる「宇宙遊覧」の事業化を目指すベンチャー企業「岩瀬技研」(北海道江別市)は、最初の商業運行を今年4~6月に実施することを発表した。同社は「気球による宇宙遊覧の商業フライトは世界初になる」としている。
同社は、ポリエチレン製のガス気球を高度20キロ・メートル以上まで上昇させ、高密度の宇宙体験を可能にする。昨年7月には試験飛行で高度12キロ・メートルまで到達することに成功し、早くも春先から乗客を乗せた最初の運行に着手する予定である。
宇宙遊覧の価格は1213年の募集時で1人約121万1000円だったが、今後は数百万円での運行も目指している。事業化に向け、技術開発などで日本航空(JAL)との連携も進めている。
また、宇宙遊覧の需要は高まっており、海外ではアメリカの企業も類似のプロジェクトを進めている。日本においても、宇宙関連産業が発展しており、宇宙旅行がより身近なものになる可能性が高まっている。今後1年以内には、数百人以上の乗客を予定しており、さらなる需要拡大が見込まれている。
空の旅の未来が、宇宙への窓を開く時代に突入しようとしている。さあ、あなたもこの新たな冒険に参加してみませんか?