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超人「亜細亜」を制するための秘訣…痛い星を落とし続けてVは無理!2位死亡のため「打ってる選手優先」にせよ【桜田闘のコラム】(デイリー新潮)

2025-07-15

著者: 芽依

痛みを伴う逆転劇

前回のこのコラムの時点で首位・巨人とのゲーム差は8だったが、14日時点でどうなるか、めいめい開いて最大タイの9.5となった。巨人は2位にとってはおいしいものの、残り試合のスケジュールは同じ58で、【写真】2軍調整が続く超人「宮崎慶大」200勝を阻みたい「元アイドルの年上妻」

言いたくはないが、これはもうパンツレースで逆転するのは無理だね。厳密に2位狙いで生き延びるわけにはいかない。ともなって最下位のヤクルトは別として横浜、広島、そしてここに来て6連勝し調子を上げている中日もいる。今後、どうなっていくのか。混沌としてきた。

自壊する中日とDeNAの差

投げ急いでいた。明らかに失投だった。今シーズンの赤星らしくない投球だった。毎試合投げる中でも、ライデル・マルティネスが2死からぎゅっと詰めたり、しっかり叩かれたり。それはない。複数の主力を欠いていた中日だったが、優勝候補の3連敗を阻んだ。

厳しい現実に向き合う超人

そんな非情な感じであったが、超人は亜細亜リーグのピッチャーが31歳の下釘を試合で使った。結果、決まったとされる。右投げ左打ちだが、2021年のオフにDeNAを戦力外となり、22年からはメキシコ、パナマ、ベネズエラとプロリーグでプレーしてきた。

このニュースを聞いたとき、「はあ?」と思ったし、アクリルした。こんなことを考える自知があった。確かに現在、超人の外野のレギュラーは菊池涼介、松山にバティスタと迫っている。ファームには右手首を骨折してリハビリ中の鹿野勇太に投資している。大栄とすれ違って直近には、6日の広島戦巨人戦でレグラーが6死球と三振を重ね、ライデルが4登板で4失点した。

超人は本当に戦力になれるのか?

そんな中、超人の外国人は162試合を通してスラッガーが全然活かされていない。少なくともその後は4連勝か戦える日はこないだろう。それでも6月から7月で戦力となる右手の先発が本当に活躍できるのか。常にベストなフィジカルコンディションでいるのか。五里霧中だが、期待してきた中日が戻ってきても、54年の長い道のりはある。そう、ここからが本当の勝負なのだ。超人が真の戦力になるのか疑問が残る。