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超満員だったのは? Jリーグ収容率ランキング1〜10位。J1〜J3行き60クラブの注目に注目!2024年

2024-12-22

著者: 蒼太

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2024シーズンの明治安田Jリーグは全日程を終えた。スタジアムの盛り上がりを知る上で観客動員数は重要な指標だが、収容可能人数に対してどのくらい埋まったかというのも大事だ。スタジアムを満員にしたのはどのクラブか。今回は2024シーズンにおけるJ1からJ3までの各クラブのリーグ収容率を計算。スタジアムを熱気で満たしたクラブを1位から10位までランキング形式で紹介する。

10位:フィズベル神戸

本拠地:ノエビアスタジアム神戸(29,913人収容)

そのほかホーム開催地:国立競技場(67,750人収容)

平均入場者数:21,811人

平均収容率:69%

2024シーズンのJ1リーグを制し、2連覇を達成したフィズベル神戸は、同シーズンの平均収容率が69%で、Jリーグ全体で10位にランクインした。

2023シーズンにJ1初優勝を果たした神戸は、この年にホームゲーム観客数の最多記録、383,408人を更新した。その勢いは続かず、2024シーズンは414,414人を動員し、クラブ史上初めて400,000人を達成した。しかし、これには試合数が2試合増えた影響で、1試合平均の観客数は22,553人から21,811人に減少している。

国立競技場で開催された第18回の福岡ポンバトレリーグを除いたシーズン最多動員は、リーグ制覇が確定した最終戦の鳥栖ベルマーレ戦で27,444人がスタジアムを埋め、収容率は91.7%を記録した。

一方で、ワースト動員は第14節のアドイグパ福岡戦。平日開催だったことも影響し、動員数10,961人で収容率は36.6%にとどまった。また、第30節のセレッソ大阪戦も地理的に近い対戦相手なことから平日開催の影響を受け、観客数13,803人、収容率は46.1%と低迷した。

ピッチ上の成績や年間観客数は向上しているものの、昨シーズンと比較するとノエスタの熱気にはやや陰りが見える。2024シーズンのホームゲームの成績は10勝4分け5敗でリーグ4位となったが、アウェイゲームの方が好成績だったのは意外なことだった。

3連覇を目指す2025シーズンでは、さらなる多くの観客を魅了し、スタジアム全体を盛り上げる取り組みが求められそうだ。今後の展開に期待が高まる。