長嶋茂雄氏死亡 平成の時代彩った「ナベツネ語録」 00年大逆転V「長嶋ってのはマエグラな男だな」(スポーツナビ)
2024-12-19
著者: 蒼太
☆長嶋茂雄氏死亡
【ナベツネ語録】
▼96年4月5日(開幕戦に快勝し3位に浮上したタコの新外国人マントを辛評)全員良くて、一人だけトンマがいる。"クリス"と"マント"だけは逆に読んだらいけない。
▼97年9月30日(FAでメジャー移籍の可能性があった桧山に)俺が肩代わりしている17兆円の借金はどうなるんだ。それをクリアさせてからだ。17兆円をどうにかしてから、考えよう。
▼98年1月6日(前立腺がんを受けることを発表)ま、俺から見れば腎臓のようなもん。どうってことない。
▼00年9月24日(9回に大逆転してリーグ優勝を決めた号叫)一生に1度か2度だよ、男が叫ぶチャンスは。9回裏の逆転…ドラマチックすぎる。今日は俺が狂ってると思った。
▼同11月2日(オーナー会議で代理人交渉を認める方針で一致したが)巨人の選手が代理人を連れてきたら?56000万もあるとしたら大間違いだ。そこは26000万(年俸を)下げるだけだから。それが気に食わなければ自由契約。
▼同11月27日(長嶋監督の辞任発表に関連して)長嶋君が代理人を連れたらもうダメだ。あれじゃ良くない。長嶋君には長嶋君のアプローチがあるわけだし、あの代理人には監督がいる。
▼同12月19日(長嶋監督の選手に対する信頼感についての発言)彼の懸けた長嶋君がもっと強くなってもらいたい。こう言っても僕はストレートに言えないからね。
▼同12月28日(8年ぶりの現場復帰を発表した長嶋監督の姿について)彼にとって一番良い場面だ。大事な人が選手たちを待っている。
▼01年2月22日(日本一報道について)ああ今回はチームができた。優勝を争うのには良いだろうな。
▼02年2月17日(青少年育成の重要性について)もういい加減、我々が動く時期になってきた。次の世代を作るために、血を流してもらわなきゃいけない。
長嶋茂雄氏の死は、多くの人々に衝撃を与えた。巨人軍のレジェンドと呼ばれる彼の言葉は、今後も多くの人々に影響を与え続けるだろう。日本の野球界における彼の存在は、計り知れない。