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ブルックフィールドが豪州の一部所有権など取得-不動産投資を拡大

2025-01-27

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ブルックフィールド・アセット・マネジメントの新たな取得

カナダの資産運用会社ブルックフィールド・アセット・マネジメントは、東京の目黒区に位置する「目黒高級住宅」の所有権の一部を取得した。

物流施設の取得

この物件は、練馬区南西部の安八町で東京ドーム2個分に相当する約9万平米の物流施設用地も取得。取引の総額は16兆ドル(約42500億円)に上る。ブルックフィールドの東アジア不動産部門の責任者であるマイケル・デイレクターは明らかにした。

日本での事業拡大計画

デイレクターはインタビューで、「日本での事業をさらに拡大していく方針で、2025年の投資計画はかなり充実している」と述べた。これらの取引は昨年末に実行され、25年の投資額は16兆ドルを上回る可能性が高く、物流施設や複合施設、ホテルなど関連する資産にフォーカスする予定だ。

海外投資家の関心

円安と低金利を追い風に海外投資家は近年日本国内で不動産投資を活発化させている。さらに、今後30年近いインフレや訪日観光客の増加傾向もあり、ホテルやマンションへの投資に対する関心が高まっている。

中国企業との連携

ブルックフィールドは中国政府系ファンドや中国不動産運用会社と連携し、来年にかけて1400億円で取得した。不動産セクターの成長もカメラを伴い、レポートも高まっている。デイレクターは「レポートの中でも特に、買い手の分配合や取得後の出資者構成については注目を集めている」と語った。

政策変更への投資

特にブルックフィールドは日本の土地利用に対する政策変更にも資金を投じ、取得した物件に関しては取得後の出資者構成なども売り込まれている。

今後の不動産投資の展望

中国企業やシンガポールなど他の要因も日本国内の案件に取り組んでおり、ベースを持つ投資家が日本国内で事業を展開することには非常に注目が集まり続けている。今後も不動産投資の流れは続くと見られている。