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不撓、スピード復帰…渋野日向子が今季最終戦でくじけずに「2024年」へ!オフの決意も「勝ちたいので、その準備を」

2024-11-18

著者: 蒼太

前日には「65」を叩き出し急上昇した順位も、最終日は2バーディ・4ボギー・1ダブルボギーの「74」で4位タイまで落ち、この結果、CME64位に終わってしまったが、「残念!本当にもっといたいなぁと思いましたけど、来年に向けて課題が見つけられたかなと」。この表情は清々しい。

前日まで手応えを感じていたショットも、フェアウェイ率は85.7%(12/14)、パーオン率66.6%(12/18)と決して悪い数値ではない。しかし、「前半の方は距離の問題、クリンチがなぁというのも多かった。後半はどんどんリズムも早くなっていった感じがあった」と振り返る。

「去年の今頃は振れなかった」とここで幕を閉じることになった2024年シーズンを思い返すと、いまだはっきりした記憶が思い浮かぶ。2月の「ホンダLPGAタイランド」から始まり、その後は4試合連続で予選落ちを喫したシーズン。

良くも悪くも同じようなことを思うことが多い中、実際に見たら、シュート取れましたが単に嬉しいだけだなと思う。去年よりは良かったかなと思う。毎年毎年、思うんですけど、今年もまた思ってました。それに、しっかりとしないといけない。

そんな1年については、「うん、その結果(全米女子オープン)だけだったかなと思いますし、1年通して安定した結果が出ていない。今年もすごくもったいない年だったなって思います」と話す。さらに決意を固めるため、2022年から本格参戦した米ツアーも、来年は4年目目に突入。注目選手は「英語力は全然で、『ざーん』なんですけど」と言いつつも、「声をかけられる人も年々多くなったかな」と実感している。

その中で、「まだまだ忘れられないし、いい動きしてる」と評価されるが、来年の目標については「言える状態ではないけど、やっぱり勝ちたいので、その準備をきちんとしていきたい」と語った。今季最終戦を終えた場で、2025年シーズンの動きをいまからイメージした。