代表的な暗号資産（仮想通貨）のビットコインが、7日、一時7万7000ドル台（約1100万円）を割り込み、心理的節目の8万ドルを下回った。

米国が2日決めた相互関税に対し、中国政府は4日に報復措置として追加関税を発表。関税の影響が世界経済の急激な減速につながるとの懸念から、投資家心理が大きく悪化している。

最近、興味深いことに、2023年のビットコインのトランザクション量は、過去1年で10％以上の増加を見せており、デジタル通貨市場全体が活況を呈していた。しかし、突発的な市場の変動により、多くの投資家が慌てて売却を行い、その結果ビットコインの価格が急落したという。

投資家の間では、今後の市場の動向に警戒が強まっており、次の価格の逆転がいつになるのか、目が離せない状況だ。

特に、追加関税が長期的に経済に与える影響について、専門家たちの見解は分かれており、今後の議論が注目されている。

さらに、ビットコインだけでなく、他の暗号通貨も同様の影響を受けており、イーサリアムやリップルも価格を大きく落としている。

投資家は今後の市場動向を慎重に見守り、リスク管理を行う必要がある。