[16日 ロイター] - 暗号資産（仮想通貨）ビットコインが16日の時点で10万6000ドルを突入し、過去最高値を更新。トランプ氏の発言により、仮想通貨市場の不安定さが再浮上し、投資家たちの注目が集まった。

ビットコインは一時106000ドルまで上昇。直近では101800ドル。

トランプ氏は週末に米国の仮想通貨について、「中国だけでなく、他の国も仮想通貨を受け入れつつある。われわれは先頭に立つことを望んでいる」と発言し、仮想通貨市場に新たな期待を持たせた。一方で、戦略備蓄に関する計画がビットコインにどのように影響を与えるかは依然として不透明である。

ビットコインのアナリスト、トニー・シカモ氏は「市場が次に期待する数値は11万ドルである。多くの人が待っていた数値突破は起こりそうだ。新たなニュースが出てからだ」と語った。

ビットコインは、トランプ氏が勝利した11月の大選以来、50％以上急激に伸びている。

仮想通貨市場は、103兆ドル超の市場規模を持ち、投資家からの注目も高まっている。また、トランプ氏が再び大統領選挙に立候補するとする報道がある中、仮想通貨市場の未来がどのように変化するのか注視していく必要がある。

今回のビットコインの急上昇については、一般投資家からも熱い支持を受けている。25日、パロアルトの人材知識（ID）・暗号資産担当者に27300が発表された。これまでに増える新たなニュースが仮想通貨市場を活性化させていると考えられている。