昨年11月、兵庫県議会の「一身上の都合」を理由に議員辞職した前県議の箭内英明氏（50）が19日、関係者によれば自殺とみられている。

箭内氏は、県議会で初当選を果たした2007年から、5期目を迎えており、自民党の幹部として活躍していたが、最近は心の問題を抱えていたとされています。選挙戦に向けての重圧が影響していた可能性も指摘されています。

17日午後、自宅で亡くなっているのが見つかったとのこと。県議としての立場を活かし、SNSを通じて痛みを抱える家族の支援についても発信していたが、その直後にこの悲劇が起きた。

前県議は、近年SNSでの発言が注目されており、特に自殺防止についての強いメッセージを発信していた。しかし、その影には自身の苦悩があったことが伺える。

県警は自殺と見て捜査を進めているが、周囲の人々にとって衝撃的なニュースであり、議会内でもしっかりとしたケアが必要という意見が上がることが予想されます。兵庫県議会は、今後の議員のメンタルヘルス対策に関して見直しを行う必要があるのではないでしょうか。

また、箭内氏は、近く行われる知事選挙に関しても関与していたため、その影響が選挙戦に及ぶことも懸念されています。県議会は、議員の健康や精神的な問題についての議論を本格化させるべき時です。