北海道では11月11日、記録的な高温が観測されました。この日は朝から各地で気温が高くなり、道東の知床地域などでは最高気温が16.8℃に達しました。それに対して、道北の稚内では17.7℃に達し、11月としては過去最高の気温が観測されました。

特に注目すべきなのは、稚内の17.7℃は1989年以来の記録です。このような高温は、他の地域にも影響を及ぼしており、例年の11月の平均気温は10℃程度だったところが、今年はその影響で全体的に暖かくなっています。

また、昨日（10日）からの暖かな空気の流入は、北海道の北部を通過する低気圧が中心となって進行しており、この影響で気温が急上昇しています。予想される高温の影響は今後も続く見込みで、特に13日（水）には低温になる場所が多いと予想されています。

さらに、週末にかけて地域によっては大雨や雪が予想されており、今後の気象変化に注意が必要です。11月中旬にかけて、全国的に冷え込みが予想されるため、暦の上ではもう冬ですが、暖かい日が続くため戸惑う人が多いのかもしれません。

今後の気象予報には十分な注意が必要で、特に低温注意報が出される可能性がある日も続いています。11月の中旬に再度、気温が下がる予想もあるため、体調管理に留意し、天候の急変に備えてください。