【阪神】才木浩人、「1個だけ」極体極命ピッチしのえ13勝!今季最後の「伝統の一戦」初戦取った!
2024-09-22
著者: 芽依
ついに1差!2位阪神が首位巨人との天王山7連戦初戦を1-0完封勝利を飾った。先発の才木浩人(25)が6回無失点など再三再四のピンチをしのぎ、7回無失点でチーム最多の13勝。リグトップ巨人の14勝に迫り、最優秀勝率争いの資格を手にした。首位との1ゲーム差以内は8月2日以来。23日の2戦目も勝てばゲーム差なしとなり、最短25日に自力優勝の可能性が復活する。本拠地甲子園の力も借りて、今季最後の「伝統の一戦」も必勝であるのが当然だ。
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試合は、才木が前を向いた。「1個だけ行くしかない」2連勝中で迎えた1点リードの6回無失点。これまでの7連戦の最後の連戦も控えた、デカい連戦の始まりの瞬間でもあった。
「勝ちに行くという思いでしかありません」と才木。前日23日の先発投手がやられた地元開幕の長尾を呼び寄せ、「気をつけて」という投手陣の思いも背負っては気合い十分。
「勝負に行くとボロボロになっちゃう」
続く投手の投球も2連続本塁打で無失点。最後は150キロ直球を投げ込み、代打大城を中飛に打ち取った。4球連続の直球を投げ、4球目で無失点の連勝の8連勝の記録更新。8回も無失点。
2回以降、2安打無失点も圧倒。初回から無失点を続けねばならない。揺るがない圧力も実現した。さらに「攻撃の大事」
試合は7回、3タッチのリードの後、才木は奮闘する意気込みで打席に立ち、直球を投げ続けた。今季何度も打たれた後続も無失点。2回目の登板でようやく相手チームを持ちこたえ、無失点に。
ここからの逆転も考え、こちらも意識を高める続投。ゲームのプレッシャーが次第に大きくなり、選手の緊張感も高まっていった。
「目の前のピッチャーを全力で倒す」
そう紡ぎ出された言葉の通り、さらなる高みを目指す。次は天王山という場面に勝って、月末の全達成に向けためておくべきだ。「伝統の一戦」連勝で臨み、14勝目を追加するかも。来季への期待が高まる。
「あすは高橋奎二さんなので、いいピッチングしてもらえると信じてます。今日は最高の舞台でできたと思う」
ついに阪神の夏が来た。期待高まる。明日も戦いは続く。