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半導体製造装置の需要が急増、売上高の予想を大幅に上回る

2024-11-11

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【東京11日】ロイター=半導体製造装置の株式会社 +/B+3543D (6525.T) は11日、2025年3月期の連結業績予想(国際会計基準)を上方修正することを発表しました。中間期までに装置販売が好調に推移し、第3・4半期以降も装置販売を中心に期初予想を大幅に上回る見通しとなったとしています。

売上高は前期比13.6%増の12,318億円(従来予想12,017億円)、営業利益は同16.3%増の15,012億円(同14,148億円)、純利益は同14.8%増の13,302億円(同12,910億円)に修正されました。業績を支えた要因は、毎年の半導体需要の増加、特にAI関連ビジネスの影響です。全世界で半導体の需要が高まり、特にデータセンターの設備投資が急増しています。

配当予想も期末18円、年間13円と増額しました。従来予想は期末16円、年間12円でした。急速に成長するAI市場に対応するため、研究開発費の増加が見込まれています。この成長は企業全体のビジネスモデルを変革する可能性さえあります。

業績の回復により、株価も大きな反発を見せており、投資家の間では強い関心を集めています。半導体業界は今後数年間に渡り成長を続けると考えられ、多くの投資家がこのセクターに注目しています。