八尾市の道路陥没、インターネットも危機…救助活動と復旧は長期化の恐れ

2025-01-30

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大阪府八尾市で発生した道路の陥没事件は、10月未明に新たな陥没が発生し、周囲に大きな轟音が響き渡りました。この現場での作業は中断され、救助活動と復旧は長期化する恐れがあります。近隣住民は疲労感を持ち続けています。

八尾消防局によると、新たな陥没は、通りに落下したトラックの男性運転手を救出するため、地形の調査が行われました。現場ではドローンが音を立て、「圧力に耐えられない」などと叫ぶ声が上がり、周りの住民が待機していた様子が見受けられました。

夜が明けた午前7時過ぎには、地表近くにドローンが飛び、穴の内部の調査を実施。共同で行われた内部調査では、地面が陥没した上に崩れた路面が絡んで、すでに不安定な状態になっているとされています。発生した陥没地点には道路標識や信号機、電柱などが埋もれています。

府は22日午前11時頃から、下水道の上流部にあたる同府春日丘市内のポンプ場で、新たな下水の緊急放流を始めました。ポンプ場には最新技術のステータスモニターが設置されており、浸水しないよう流量を調整しているとのことです。

19日午後11時12分から、下水道の上流部にあたる八尾市立八尾中学校には、10月13日現在で19人の近隣住民が避難していました。男性(18)は「昨日は体育館で寝たが、疲れが溜まった。いつ戻れるのか心配だ。市から定期的に現状を知らせてほしい」と話しました。

陥没現場には光回線ケーブルもあり、八尾市内の一部で通信状況が不安定になっています。現場近くで自動車整備工場を経営している男性(57)は「インターネットが使えない。仕事で顧客と連絡が取れず困っている」と語り、従業員の手伝いはできない現状を嘆きました。

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今後も状況を注意深く見守っていく必要があります。救助活動や復旧に関する新しい情報が入るたびに、関連する機関からの発表が期待されています。