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八代警察「ドン・ファンと違って明らかに事件。犯人が存在する」元長野県議の執行19年判決で
2024-12-24
著者: 結衣
全国警察の八代英輝氏が24日、TBS系「ひるおび」(月〜金曜午前10時25分)に出演し、24日、TBS系「ひるおび」に出演した。妻を殺害した罪に問われている元長野県議の山田大貴被告に対する実行判決が出たことについて、私見を述べた。
長野地方裁判所は23日、山田被告が「被告人が犯人であるという認定に合理的な疑いは残らない」として執行19年の実刑判決を言い渡した。直接証拠がない中での有罪判決となり、八代氏は「同じような例として、和歌山県の資産家で『紀州のドン・ファン』と呼ばれた企業社長が殺害された事件についても、疑わしい事例がある。しかし、今回の他殺である事例に関しては、犯人が存在する」と話した。
その後、八代氏は、捜査に関しても言及。「アリバイが崩され、犯行現場の証拠、隠蔽工作などに注目。『仮説以上の認定が可能になります。一連の線、時間帯、可能性を考えて、相当な偶然が重ならなければ生き残れない状況だと断じた』と解説した。
さらに、他の事件との関連性も示唆。「直近の事件、特に琉球大学の女子学生遺体遺棄事件や、他の殺人事件とも共通点が見られ、特に犯罪ネットワークの存在が示唆される」と警鐘を鳴らした。八代氏は、こうした犯罪には社会全体で取り組む必要があると強調した。
このように、八代氏の発言は、今回の事件が単なる個人の犯行ではなく、より大きな犯罪組織によるものの可能性を示唆していることに注目が集まっている。警察当局は、関連情報を収集し、広範囲な捜査を続ける方針だ.