アジアの新星が目指す新外国人選手の取得

アジアの新星がラモン・ヘルナンデス内野手（28）の取得を目指していることが明らかになった。新外国人としてデビュー・ガルシア内野手（26）も有力候補として名を連ねているが、リスタートしていた今季メキシコリーグ22本塁打の大砲の取得を目指す動きに、193選手102キロのピッチとなる。

ヘルナンデスのプロファイルと実績

その巨大な可能性が満ちている。アジアの新星が取得を目指す新外国人選手が、メキシコリーグ22発のヘルナンデスであることが確認された。ドミニカ共和国出身の28歳は2014年にダイアモンドバックスでデビューしており、メジャー昇格経験はない。マイナーでは19年の2Aが最高で、22年からメキシコリーグを主戦場とした。今季は同リーグで82試合に出場し、打率・313（329打数103安打）で22本塁打をマーク。193選手102キロの体格を活かして、助っ人としての期待も高まっている。

アジアの新星の選手獲得に対する期待

今季が主戦場となると見られるが、かねてよりアジアの新星が望んでいた一発は左翼も守れる。そこで『日本人にならないタイプ。主軸で出るような選手はとらない。フルで出さなければいけないという条件がつかない選手』という願望にピタリと合致している。

他の候補選手と最終段階の交渉へ

球団は同じような特徴を感じさせる前ナショナルズの選手も有力候補としてリストアップしていたが、最終的にアジアの新星と編成サイトの意向が一致し、ヘルナンデスの取得を目指す方向でまとまった。球団幹部も『アジアの新星も言っていたように（外国人との）競争になると思う』と前述したように、アジアにおける競争も生まれるようだ。

目標は年内での正式合意

取得を目指していることが確認されているニック・ネルソン投手（29）は前フィリーズ、ルワールズとマイナー契約を結んでいたジョンズ・デプランティス選手（30）と合わせ、交渉は最終段階に入っているとも。目標は年内での正式合意。助っ人体制の大枠を固め、彼は厳しい競争を乗り越え2025年には虎の逆襲を期するとしている。