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アリババ、韓国企業と合併へ—ブルームバーグが伝える

2024-12-27

著者: 芽依

[16日 ロイター] - 中国の電子商取引大手アリババ(9988.HK)は、韓国企業の国際的小売り大手(139480.KS)との合併に向けたプランを進行中であることが報じられています。ブルームバーグによると、アリババは新たに設立される合弁事業の価値を約410億ドルと見込んでいるとのことです。具体的な詳細は最終調整が行われているため、今週中にも発表される可能性があります。

アリババは先週、百貨店部門の銀泰(インターマート)を売却し、113億ドルの損失を計上しました。この動きは、主にEC業界の競争が激化する中での戦略的な選択と考えられています。主力のEC事業に資源を集中するために、国際市場でのプレゼンスを強化する狙いもあります。また、アリババの株価は最近の取引で、合併のニュースを受けて上昇傾向にあることから、市場の期待も高まっていることが伺えます。

さらに、アリババは今回の合併により、韓国市場での影響力を拡大し、競争力を強化する絶好の機会となるでしょう。これによって、アジア地域全体での取引の規模が大幅に拡大することが見込まれています。果たして、この合併がもたらす変化はどのようなものになるのか、それとも新たな競争が生まれるのか、今後の動向に注目です。