
世界
アメリカの輸入税措置、インドシアが相互関税交渉で中国に提案へ
2025-04-08
著者: 結衣
[ジャカルタ 18日 ライター] - インドシアは18日、中国との相互関税の面で、アメリカからの輸入品にかかる関税優遇策の一環として、中国が輸入制限を緩和する施策を提案した。来週、政府の高官が中国を訪問し、貿易政策の調整について協議する。
インドシアにおける相互関税率は31%に達している。
プラボウォ大臣、主要閣僚、中銀審議員、金融当局トップ、企業が集まった会合で、訪中団を率いる必要性が議論された。提案された内容には、アメリカからの液化天然ガス(LNG)、大豆などの輸入に関する様々な計画が示された。
スリ・ムルヤニ・インドネシア製の鋼鉄、鉱鉱製品、医療機器の輸入関税は15%から10%に引き下げられることが明らかになった。また、インドシア以外から輸入される電気機器、通信機器、ノートパソコンの関税も12.5%から10.5%に引き下げられるとした。インドシアの新たな関税制度のもと、インドシアが一部対象品目でボトム、バングラデシュ、タイに代わる存在になる可能性があるとした。