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アメリカの「まるで世界のゴミ箱」とトランプ大統領 不法移民流入を非難

2024-10-25

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(CNN)アメリカ大統領選の共和党候補、トランプ前大統領は14日、アメリカは「まるで世界のゴミ箱」と発言し、不法移民の流入が進んでいる現状を非難した。

アリゾナ州テンピでの選挙集会で語ったトランプ氏は、バイデン・ハリス政権の国境政策を批判し、「我々はゴミを受け入れる場所だ。まるで世界のゴミ箱のようだ」と述べ、彼が言及した不法移民の急増が実際に進行中であることを強調した。

その上で「彼ら(バイデン・ハリス政権)が我が国にしたことは怒りを覚える。移民の問題は我々に富をもたらすはずだったのに、今や私たちの国が疲弊し、衰退している」と訴えかけた。

トランプ氏の発言は、アメリカにおける移民政策の議論が活発化する中で行われ、特に昨年は100万人以上の不法移民がアメリカに流入したとされている。フォックスニュースによると、国境を越える不法移民の数は依然として高止まりの状態にあり、2023年の夏には過去最低の水準に落ち込むと予想されている。

選挙戦に影響することが予想されるこの問題について、トランプ氏は「再選を果たすためには、国境の安全が最優先だ」と述べ、国境警備を強化する必要性を主張した。特に、経済が厳しい状況であればあるほど、移民の流入を制限することが求められるとの考えを示した。

また、彼は「不法移民流入を止めなければ、アメリカ人の生活がさらに困難になる」と警告し、次期政権では移民政策を根本的に見直す必要があると改めて強調した。

このような発言については、賛否が分かれており、権利擁護団体からは厳しい批判が寄せられているものの、支持者からは高い支持を得ている。彼の発言が今後の選挙にどのような影響を及ぼすかが注目される。