テクノロジー
アメリカIT大手「セルスフォース」のシステムに障害 愛媛県や大分県の被害情報システムに一時不具合
2024-11-15
著者: 桜
アメリカのIT大手「セルスフォース」のシステムに障害が発生し、日本での一部の自治体の災害情報システムに影響を及ぼしました。この障害により、愛媛県および大分県では災害情報の確認や配信が一時的に不可能となりました。具体的には、愛媛県では15日午後4時24分から県の災害情報システムに不具合が生じ、県の防災ポータルサイト「えひめの防災・危機管理」の閲覧や、避難情報の自動配信ができない状況に陥りました。また、大分県でも同様の事例が報告されています。
セルスフォースは、全世界で多数の政府機関や企業に対してサービスを提供しており、特に災害対策においても利用されています。しかし、システム障害が発生することで、多くの自治体の情報提供が滞ることは大きな問題です。
現在、セルスフォースは障害の原因を調査中であり、早急な復旧に向けて努力しています。また、専門家によると、こうしたシステム障害は予測され得ることであり、各自治体は対策に向けた強化を図る必要があると指摘されています。
果たして、この障害が今後の災害対策システムにどのような影響を及ぼすのか、今後の動向に注目です。セルスフォースの復旧作業が行われる中、自治体の危機管理体制の見直しや、バックアップシステムの整備が求められます。