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アメリカ大統領選挙: トランプ次期大統領、政権移行協議で4年ぶりパフォーマンス示唆…新政権の要職は「忠誠と信任者」: アメリカ大統領選2024
2024-11-13
著者: 蓮
トランプ次期大統領の新政権要職の指名
米国のトランプ次期大統領は、12日、新政権の国防長官に、保護系テレブリス社の元陸軍州兵ピート・ペグス氏(44)を指名すると発表した。新設する「政府効率化省」のトップには、次期大統領選でトランプ氏を全面支援した実業家マスク氏(53)を起用することが決まった。トランプ氏は12日、政権移行後、初めて、ワシントンを訪れた。
信任者による要職の構図改革
ペグス氏やマスク氏の起用には自らを信任する外部の人物を要職に充てる構図改革が強力に進められる見込みがある。トランプ氏は、エリートが結束した「ディープステート」が動いているという陰謀論を唱え、行政機構や軍に対する不信感を募らせてきた。
ペグス氏の背景
ペグス氏は、同月に法人を設立し、組織出現を通じてトランプ氏との関連を深める。陸軍州兵としてアフガニスタンやイラクに従軍した経験がある。
新設される政府効率化省の方針
一方、トランプ氏は12日、政府の外部から行政改革を推進する「政府効率化省」を新設し、宇宙企業スパークの最高執行責任者(COO)などを務めるマスク氏と同じく実業家のデビッド・ウィルソン氏(39)が主体となる方針を表明した。
トランプ氏の改革ビジョン
トランプ氏は声明で「官僚主義を解体し、過剰な規制と無駄な支出を削減し、連邦政府機関を再編成する」と述べた。連邦政府の歳出削減や規制緩和、技術革新の推進などを主導させ、より効率的な政府運営を目指す考えを示した。
2024年大統領選に向けた準備
トランプ氏は今後、党の主要メンバーや機関との連携を強化し、2024年の大統領選に向けての準備を進めていく意向を表明。