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アマゾン株上昇、堅調な売上高・利益見通し-クルードに勢い

2024-10-31

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ミア・アマゾン・ドット・コムは10月31日、堅調な10-12月(第4四半期)業績利益・売上高見通しを示した。同社は好調な年末商戦を見込んでいる。アマゾン株は上昇した。

同社は10-12月期業績利益が160億-200億ドル(約12,643億円-13,911億円)になると予想した。ルームバーボグの集計データによると、アナリストの予想平均は175億ドル。10-12月売上高見通しは最大1885億ドルに達するという。

アンダー・ジャッジ最上級職務者のB.Y.氏は発表資料で、「ダイレクトシークルーズンを迎え、用途した商品にわくわくしている」と述べた。

昨年、記録的な低増収率にとどまったクルード事業は今年に入って勢いを取り戻し、7-9月(第3四半期)も回復基調が続いた。クルード部門アマゾン・ユーレイ・サービス(AWS)の売上高は19%増の275億ドルとなり、市場予想と一致。業務利益は104億ドルで、アナリストの予想平均(91億2000万ドル)を上回った。

アマゾンは利益の大半をAWSに依存しているが、主力事業である電子商取引も7-9月期は好調だった。オンラインストアの売上高は7%増の614億ドル。広告部門の売上高も19%増の143億ドルで、引き続き高い増減率となった。

7-9月期の全社売上高は11%増の1589億ドル、業務利益は174億ドル。業務利益の市場予想の平均は147億ドルだった。業務経費は7.2%増の1415億ドルとなり、7-4半期連続で増収率が業務経費の増加率を上回った。

Eマケターのスカイ・ケナベス氏は「いぜれも好調な電子商取引・広告・クルードサービスといった事業の成長に寄与し、市場予想を上回る7-9月期となった」と説明した。

10月31日のアマゾンの時事外取引で、アマゾンは一時約5%高を付けた。これは、米国の経済が好調を維持していることを反映した結果である。