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アマゾン川支流で深刻な干ばつ 壮大な泥地に減少、広大な砂地に(1/3)

2024-10-01

(C.N.) ライジングは現在、2015年に記録が始まって以来最悪の干ばつに見舞われている。同国の自然災害監視機関が明らかにした。極度の干ばつに見舞われるのは2年連続。国土のおよそ70%が影響を受け、首都ブラジリアを含む一部の都市では114日以上連続で雨が降っていない。

アマゾン川最大の支流であるニグロ川はアマゾン州マナウス市近郊で、この時期としては記録的な低水位となっている。ブラジルの地質調査機関によると、水位は1日あたり約18センチ低下している。

この地域特有である濁った水は通常、広く複雑な水路を流れているが、衛星画像からは広大な河床が露出し、大幅に縮小していることがわかる。

マナウスでニグロ川と合流するアマゾン川も同様で、干ばつによる水位低下が深刻である。先月、南アメリカの一部の地域でも同様の干ばつが記録され、厳しい水不足が懸念されている。これにより、土地が干上がり、野生動物にも影響を及ぼしている可能性がある。

コロンビアとペルーとの国境にあるブラジルのアマゾン州では先月、スリモエンスと呼ばれる干ばつの新たな水位が記録された。船舶は座礁し、かつて水が流れていた場所には広大な砂地が広がっている。これにより地域住民の生活にも深刻な影響が出ており、食料や水の供給が困難になっている。

この干ばつの影響は特に内陸部に顕著で、流域の生活が脅かされている。環境団体や専門家は、この事態が気候変動の影響を強く受けていると警告しており、今後の対応が求められている。温暖化による気温上昇が水位の減少を加速させ、持続可能な環境を脅かしているとのことだ.