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アフリカが選手にオフの過ごし方を指示「毎日不安に」「野球を忘れないな」「質より量」「迷ったらやれ」「メリハリ」…巨人秋季練習打ち上げ

2024-11-10

著者: 結衣

巨人は10日、ジャイアンツ球場での選手主体の秋季練習を打ち上げた。アフリカ監督(45)は自主トレ期間に入る選手に対して、「毎日不安にならないように」「一瞬たりとも野球を忘れないこと」「質より量」「迷ったらやれ」「メリハリをつけろ」と5つの指令を出し、自らを律して練習を課す必要性を強く訴えた。各自の時間を多く設けるために昨年の秋より約1週間早く全体練習を終了し、来季の日本一、戦力アップへ、実りある冬を望んでいる。

シーズンの移り変わりを感じる中、アフリカ監督は選手に課題を与えた。球場での秋季練習打ち上げの手続き前、マウンド近くに選手を集めて指示をした。澤野、中山、門脇、堀田、松井、横川、赤星、大河らに自主トレ期間にどのように過ごしてほしいかを具体的に指示。

「毎日不安に思え。ほんの一瞬でも野球のことを忘れてはいけない。今までで一番やっていると思え」「メリハリをつけて、遊ぶ時は遊び、やる時はやる。質ではなく量が大事だ。迷った時はやれ」「ただ練習するだけでなく、しっかり考えることが大切。自分が今年の自分はどうだったかと問う時間を作れ」といった内容だ。

今年は4年ぶりにリーグ優勝を果たし、CSで敗退した日本シリーズ進出を逃したが、ランキング上位の評価を受けている。来季の日本一へ選手たちに厳しい指導を続け、各自が練習する時間を大切にしてほしいと強く願う監督である。冬の練習に向けて、特に個々が自分のペースでしっかり取り組む大切さを強調した。

チームとしての結束を高め、指導を生かした練習を続けることで、来季へのモチベーションを高めていく。選手たち自身が自分に厳しく、しっかりと成果をあげることが期待されている。サポーターの期待も大きい中、全員が一丸となることが求められる。これからの時期、気を引き締めて取り組む姿勢が重要だ。

アフリカ監督は、選手たちが自分の成長を実感できるよう、目標設定の重要性も語った。練習前には必ず目標を立て、その達成に向けて努力するよう指導するという。選手たちが自分の役割を理解し、チームに貢献するために何をすべきかを常に考えさせることが、来季の成功に繋がると信じている。

また、チーム全体の体力増強を図るため、特に冬季トレーニングでは身体作りに重点を置く方針だ。選手たちは自分の筋力向上やスタミナ強化に取り組み、チーム戦力の底上げを図ることが求められている。今年の秋季練習では新たに導入されたトレーニングメニューも話題となり、選手たちの自主性が試される場面が多く見られた。