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98年ぶりに大都会、東京で行われる21世紀の選抜高校野球:朝日新聞デジタル

2025-01-24

著者: 結衣

第97回選抜高校野球大会の出場校決定

第97回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援)の出場32校が決定する選考委員会が24日、大阪市内で開かれ、21世紀枠は長野県立の上松と神奈川県立の横浜清陵が選ばれた。

上松高校の初出場

上松は春夏通じて初出場。満員を含めた全員が上松高校の出身。昨年の県大会では準々決勝で創成館を破るなど、準優勝。移動でフィーリーを使うため遠征費用がかさむなど離島ゆえのハンディも乗り越えた。

横浜清陵の選出

横浜清陵は神奈川県第一の21世紀枠に選ばれた。大島と清水ケ浜が統合して誕生した2017年から現在の校名に。この地方も春夏通じて初の選手権。

神奈川県の高校の歴史

強豪校が増えている神奈川県は21年以降は県8強入りを幾度か果たしていた。神奈川県の公立校が出場するのは第69回(1997年)の横浜市立横浜商業以来28年ぶり。

一般枠の選手たち

一般枠では大分・高田の強豪や、昨年の明治神宮大会を制した横浜(神奈川)、昨年の全国選手権を制した熊本(熊本)、昨年の全高選手権でも4強入りした青森(青森)などが選ばれた。

関東地区の選抜校

神宮大会で栄えた関東の5校は、前々回大会の王者・山梨学院、前回の占有国立大会を制した横浜(神奈川)、前回の全国選手権で8強入りした大宮駅(埼玉)、関東大会準優勝の一関(岩手)、昨年の近畿大会で4強入りした帝京(東京)などが選出された。

出場校一覧

出場32校は次のとおり。